この記事では、猫を飼うか迷っている方、これから猫を買い始める方、初めて猫を飼う方に向けて、猫を飼う前に揃えておくべきものをまとめました。
この記事が以下のようなお悩みを持つ方の役に立つことを願っております。
- 猫を飼うために必要な設備や物がわからなくて、猫を飼おうか迷っている。
- 猫を飼うことを決めたけど、猫を迎えるまでに何を揃えたらいいのかわからない。
- 猫を飼う前に揃えておくべきものがどのくらいの出費になるかわからない。
猫を飼う前に必ず買い揃えておくべきもの
猫を飼う前に必ず揃えて置くべきものを紹介します。
キャリーバッグ
猫を迎え入れるにあたって、おうちまで猫を運ぶために必要になります。また、動物病院などへの移動時にも必要になります。
ポイントと注意事項
猫を迎え入れる際は、慣れない環境や長時間の移動のため、移動中に粗相をしてしまうこともあります。そのため、キャリーバッグはハードタイプがおすすめです。キャリーバッグ上部が大きく開くタイプかつキャリーバッグ下部がトレーとして使用できるものが良いです。
私は猫を迎え入れた直後はキャリーバッグのトレー部分に毛布を敷いて簡易ベッドとして使用していました。現在もトレーを部屋においていて、猫がリラックスできるスペースとして使用しています。そのため、病院などで外出する際にも抵抗なくキャリーバッグに入ってくれています。
ケージ
猫は環境の変化に敏感な動物です。初めて猫を家に迎え入れてすぐに部屋全体を行動範囲とさせてしまうと猫がリラックスできなくなってしまいます。猫を迎え入れてから2週間程度はケージ内に行動範囲を限定して、ケージ内を自分のテリトリーとして認識してもらうようにすると良いです。
ポイントと注意事項
猫は上下運動を好む動物です。そのため、横方向に広いケージよりは縦方向に広いケージが良いです。また、ケージ内で生活ができるように、トイレやベッドが設置できる広さのあるサイズを選ぶことがポイントです。
トイレ
猫はきれい好きな動物です。きれいなトイレで排泄できるように環境を整えてあげましょう。
ポイントと注意事項
猫のサイズにあったトイレを選ぶようにしましょう。トイレにはペットシートと猫砂を設置する必要があります。トイレ購入時にはセットで販売しているものが多いと思いますが、ペットシートと猫砂が付随しているかは事前に確認しておきましょう。
また、猫がトイレを認識できるように以前使用していた猫砂を一部もらってきて、新しいトイレの猫砂に混ぜてあげると良いです。
猫が用を足したあとに、猫にも使用できる低刺激のウェットシートがあると良いです。また、排泄物用の防臭袋もあると臭いが大幅に軽減するのでおすすめです。
キャットフードと猫用の食器
キャットフードは猫を迎え入れる前から食べていたものを準備しましょう。また、キャットフードと飲み水を入れる器も必要です。
ポイントと注意事項
器が軽すぎてしまうと猫が倒してしまう恐れがあるので、陶器製やステンレス製の器がおすすめです。猫の大きさに合わせて食べやすいものを用意してください。
飲み水の器はケージに固定するタイプがおすすめです。ケージに固定すれば器を倒して水が溢れることを防げます。
猫を飼ってからできるだけ早く買い揃えたほうが良いもの
猫を迎え入れた直後はなくても大丈夫ですが、1ヶ月以内に揃えたほうが良いものをまとめました。
爪とぎ
爪とぎは猫のストレス解消やリラックスに繋がる行為です。猫が快適に生活できるようにケージ内や猫の活動範囲に設置してあげましょう。爪とぎの素材は麻縄、ダンボールなどさまざまです。猫の好みに合わせて選んでみてください。
おもちゃ
猫じゃらし、噛むおもちゃ、けりぐるみなどのおもちゃを用意して猫と遊んであげましょう。猫とのコミュニケーション、猫のストレス解消に役立ちます。
2つ目のトイレ
前述の通り、猫はきれい好きな動物です。猫1頭につき2つのトイレを用意してあげると良いと言われています。猫の行動範囲に合わせて設置してあげましょう。
お手入れ用品
爪切り、スリッカーブラシ、コームなど猫のお手入れに使う用品を揃えましょう。爪切りや毛づくろいは猫とのスキンシップであり、信頼関係を構築するのに重要です。
コロコロ
猫と触れ合った際や外出前に衣服についた毛を取るのにあると良いです。
私が実際に猫を飼う前に買い揃えたもの
- キャリーバッグ
- ケージ
- 爪とぎ
- トイレ
- ペットシート
- 猫砂
- ウェットシート
- 防臭袋
- キャットフード
- エサの器
- 水飲み器
その他設備面での注意事項
猫を飼うことで注意が必要な設備面でのポイントについてまとめました。
玄関、窓
猫が家から出てしまわないように、玄関や窓など外に繋がる場所では、フェンスを設置したりロックを掛けるなど、脱走を防止する対策をしておいたほうが良いです。
お風呂場、トイレ
お風呂やトイレなど水が溜まっている場所は猫にとって危険な場所です。猫が出入りできないようしっかりと扉を閉めるなどの対策をしましょう。
紐、ビニール袋、リボン
紐、ビニール袋、リボンなどは猫の遊び道具になってしまいますが、誤飲や首に絡まるなどの危険性があります。目の届かないところで紐、ビニール袋、リボンなどで遊ばないよう猫の手が届かない場所にしまっておくようにしましょう。
コード、配線
コードや配線を噛んで遊んでしまうことで感電や首に絡まる危険性があります。コードや配線はコードカバーを付けて対策をしましょう。
観葉植物
観葉植物の種類によっては猫に有害となってしまうものがあります。事前にチェックして猫に有害な観葉植物がある場合は、猫が出入りしないような場所に移動させるなど対策をしておきましょう。
まとめ
猫を飼う前に必ず買い揃えておくべきもの
猫を飼う前に最低限揃えておきたいものは以下の4つです。
- キャリーバッグ
- ケージ
- トイレ
- キャットフードと猫用の食器
猫を飼ってからできるだけ早く買い揃えたほうが良いもの
以下のアイテムは必須ではありませんが、早く揃えて上げると猫との生活がより快適になります。
- 爪とぎ
- おもちゃ
- 2つ目のトイレ
- お手入れ用品
- コロコロ
最後に
私自身、猫を迎える前の準備はわからないことだらけで不安でした。猫を飼うことを迷っている方やこれから猫を買い始める方にとって、この記事で少しでも疑問点を解消して、不安を払拭できる材料になれば幸いです。
事前準備をしっかりして、猫にとっても飼い主のみなさまにとっても快適な生活が送れることを願っております。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
